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安産祈願の流れ&準備ガイド|持ち物や服装も解説!

基礎知識

戌の日とは?安産祈願の意味と由来

戌の日の歴史と由来

戌の日とは、十二支の「戌(いぬ)」にあたる日のことです。十二支は12日ごとに巡ってくるため、戌の日も12日に1回訪れます。犬は多産でありながら安産であることから、古くから妊婦の安産を願う風習が生まれました。

安産祈願とは?

安産祈願とは、妊娠5ヶ月目の戌の日に母子ともに健康に出産できるように神社やお寺で行うお祈りのことです。この日に安産祈願をする理由は、妊娠が安定期に入り、流産のリスクが下がる時期だからです。また、腹帯を巻くことでお腹を支え、母体への負担を減らす効果が期待できます。


戌の日カレンダー|いつ行けばいい?

スケジュールを確認

戌の日を事前に確認し、家族の予定と合わせて計画を立てましょう。週末に重なる日や大安の日は混雑することが多いため、早めの準備が大切です。

何回行くのがベスト?

多くの方は妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に1回参拝します。ただし、地域や家庭の風習によっては複数回お参りすることもあります。特に心配な方は、妊娠後期にもお守りをいただくのも良いでしょう。


戌の日の持ち物リスト|何を準備すればいい?

腹帯(さらし or ガードル)

腹帯には「さらし」と「ガードルタイプ」があります。さらしは伝統的なもので締め付けが少なく、ガードルは着脱が簡単です。神社によっては腹帯を授与品として用意している場合もあるので、事前に確認し、必要なら持参しましょう。

初穂料(ご祈祷料)

初穂料の相場は5,000円~10,000円程度が一般的ですが、神社によって異なるため、事前に確認しましょう。のし袋に「初穂料」または「御初穂料」と記し、夫婦の姓を書いて準備します。水引は紅白の蝶結びを選びましょう。

その他の持ち物

  • 母子手帳:急な体調不良に備えて持参しておくと安心です
  • 手提げ袋:神社から授与される品物(お守りや御札)を入れるためにあると便利です
  • 防寒対策グッズ:冬場の参拝では、ブランケットやカイロがあると便利です
  • 水分補給用の飲み物:長時間の待機がある場合に備えて持参すると安心です
  • カメラやスマートフォン:記念撮影をしたい場合は持参しましょう

戌の日の安産祈願の流れ|当日のスケジュール

神社ごとに多少異なりますが、受付から祈祷までのおおまかな流れを紹介します。

  1. 受付をする
    • 受付でご祈祷の申し込みを行い、初穂料を納めます。
    • 事前予約が必要な神社もあるため、事前に確認しておきましょう。
  2. 待機・案内を受ける
    • 受付が終わったら、待機場所で順番を待ちます。
    • 多くの神社では、決められた時間ごとに複数組でご祈祷を行います。
  3. 祈祷の開始
    • 神職による祝詞(のりと)が奏上され、安産を祈願します。
    • 腹帯を持参した場合は、神職に祓い清めてもらいます。
  4. お守りや腹帯を授かる
    • 祈祷が終わると、安産のお守りや腹帯、お札などを授かります。
    • 授かったお札は家の清潔な場所に祀りましょう。
  5. 参拝をして帰宅
    • 祈祷後、境内で家族と写真を撮るのもおすすめです。
    • お礼の気持ちを込めて、本殿に参拝をしてから帰宅しましょう。

戌の日の服装マナー|妊婦さん&家族の正しいスタイル

妊婦さんのおすすめコーデ

神社やお寺という神聖な場所での祈祷なので、カジュアルすぎない服装は避けましょう。妊婦さんは締め付けの少ないワンピースやマタニティウェアがおすすめです。特に冬場は冷えないように暖かい服装を心がけることが大切です。

パートナーや家族の服装は?

パートナーや家族は、カジュアルすぎず清潔感のある服装を選びましょう。ジーンズやサンダルは避け、落ち着いた色合いの服が適しています。


安産祈願後にやること|お札・お守りの扱い方

お札やお守りはどうする?

いただいたお札やお守りは、家の神棚や清潔な場所に飾りましょう。出産後は神社へお礼参りに行き、お札を返納するのが一般的です。

腹帯の巻き方・使い方

腹帯はお腹を冷えから守るために重要です。正しい巻き方を確認し、心地よい締め付け感で使用しましょう。

  1. さらしタイプの腹帯
    • 長い布をお腹の下から支えるように巻きます。
    • 適度な締め付けで固定し、呼吸が苦しくならないようにしましょう。
  2. ガードルタイプの腹帯
    • 下着の上から着用し、ウエスト部分をしっかり固定します。
    • 伸縮性があり、立ったり座ったりする動作がしやすいです。
  3. 腹帯の注意点
    • 締めすぎると血行が悪くなるため、苦しくない程度に調整する。
    • 就寝時は外して、リラックスした状態で眠る。
    • 夏場は通気性の良い素材を選び、ムレを防ぐ。

まとめ

戌の日の安産祈願は、赤ちゃんと母体の健康を願う大切な行事です。事前に準備を整え、当日はリラックスして参拝しましょう。

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